苦言愚言ログ 凍死するかと思った・・・

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凍死するかと思った・・・

終電ぎりぎりでもなかったが、酔っぱらってJR中央線の大月行きに乗った・・・。

そして、混んでいるにも関わらず、幸いにも座席に座る事が出来た。

しかし、それが私にとって屈辱的な体験をするきっかけになるとは・・・。

その時点では、知る由もなかったのである。



睡魔に襲われ目をつぶった。

そして目を開ければ、自宅の最寄り駅を乗り越していたのである・・・。

慌てて次の駅で降りる。

寝ぼけていて自分の身に何が起こっているのか分からず、現実を受け止めるには時間がかかった。

すぐに酔いもさめ、若干冷静に戻れたので自分がどこにいるのか確認すると藤野駅で降りた事が分かる。

藤野ってどこなんだろう?

神奈川県相模原市と書いてあり、東京じゃない所まで寝過ごした事が分かった。

とりあえず、無謀ながら上り方面の電車を待っていると「終電終わってますよ」と駅員に言われる。

仕方なく、改札を出る事にしたのである・・・。



寒い。

本当に寒い。

しかも藤野駅周辺にはマンガ喫茶やビジネスホテルは勿論、コンビニすら無かったのである。

自分はこれからどうすればいいのか?

携帯で始発の時刻を調べると5時25分であった・・・。

後4時間位、待たなくてはならない。

明日は仕事である・・・。

始発までどうすればいいのか?

絶望感に包まれ、放心状態で駅周辺をひたすら歩き回った。

じっとしていると非常に寒いのである。

じっとしていると凍死すると思った。

疲れきった体でも無意識に歩き回り、寒さをしのごうと必死だった・・・。

とにかく冷たい風が当たらない場所を探そうとしても、なかなか見つからない。

田舎なので民家ばかりで公園すら見つからない。

ようやく見つけたのが、民家をちょっと改造したような交番である。

しかし、自業自得でみっともない状況で交番に入るのは恥ずかしかったので素通りする事にする・・・。

こうなったら、始発までひたすら歩き回るしかないと、ようやく覚悟が出来たのである。



全くあてのない散歩を続けていると、幽霊が出そうなトンネルを見つける。

トンネルの中は多少暖かいだろうと思ったが、深夜のトンネルは恐い。

しかし、凍死で人生を終える訳にも行かず、勇気を出して入る。

やっぱりトンネルの中は暖かい。

ここで恥をしのんで寝れば、始発まで何とかなると思った。

しかし、やはり真夜中のトンネルは恐い。

トンネルって霊的な物がいっぱい集まっていそうな気がして、長居は許されないと思った。

5分位経ったらすぐに出る事にした。



そのトンネルの上は高速が走っていた。

車が通過する音は、普段の自分には騒音以外の何者でもないが、今回は寂しさを紛らわせてくれる。

癒しの音にさえ感じられ、高速沿いに歩く事にした。

するとやたら明るいスポットがある。

照明に集まる虫の気分になり、すでに恥も外聞もなく、そこまで前進する事にした。

高速まで上れる階段があり、ファミリーマートの看板があった。

やっぱり神はいると思った。



階段を興奮しながら上るとそこは、藤野パーキングエリアであった。

ファミリーマートの中に入った瞬間の暖かさはしばらく忘れないであろう。

数分間体を暖め、インスタントラーメンを買い、お湯を入れ、外のテーブルに移動。

冷たい風が吹き続ける外で、インスタントラーメンが出来上がるのを待った事は愚かであった。

麺が半生である。

スープもぬるい。

それでも冷えきった体にはありがたい物であった。

生き返った気分であった・・・。

どこかで仮眠できないかと思い探し回ったが、高速は風が強く寝る事は不可能であった。

車の中で寝ている人達が羨ましい・・・。

ファミマに長居するのもみっともない・・・。

とりあえず、パーキングエリアを下り、ひたすら散歩を続ける事にした。

結局、状況自体は変わらなかった・・・。

しかし、それでも精神的に落ち着き、始発まで何とかなると確信する事が出来たのである。

1時間位、だらだら歩いたら、また藤野PAに上り、缶コーヒーを買ったりして休憩した。



観光気分とまではいかないが、見知らぬ土地を歩く事は有意義に感じられた。

とにかく一つ一つの行動をのんびりだらだらやって時間をつぶした。

散歩も決して無駄ではなく、藤野は温泉もあって、駅から無料送迎バスも出ている事に驚いた。

東京から少ししか離れていない所に温泉があるとは知らなかった。

藤野は田舎であるが、見所も多い所である事が分かった。

そんな事を考えていると、以外と時間が経つのが早く感じられた。



そして、ついに始発電車に乗る事が出来た・・・。

始発電車でもすぐに寝てしまったが、今度は乗り越してしまう事はなかった。

自宅に着いた時は、生還したという気分であった。

しかし、また仕事が待っている・・・。

温かいシャワーを浴び、着替えて、また駅に向かって歩き始める・・・。

その日の仕事は地獄であった。

1日中睡魔に襲われ苦しんだ・・・。



二度とこんな経験はしたくない。

今回、電車を乗り越しただけで、こんなに深刻な事態になるとは思ってもいなかった。

しかし、それはそれで良い経験になった。

藤野には今度、温泉に行こうと思っている。




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